二交代制か三交代制か?日勤と夜勤の入れ替えはあるか?

工場勤務の二交代制は日勤2日夜勤1日

夜勤がある工場ではシフトが二交代制、あるいは三交代制となっているケースが多いです。どちらも日勤と夜勤の入れ替えがあります。工場の二交代制では、1日を半分に割って2つのシフト(日勤シフトと夜勤シフト)を作って、交代制にします。工場勤務では、日勤が8時間、夜勤が16時間勤務となるのが一般的です。「夜勤勤務の時間が長すぎる」と思うかもしれません。しかし、夜勤勤務には従事者の間でシフトが組まれており、休憩時間や仮眠時間が取れるようになっています。

なお二交代制は5日単位のシフトとなっているのがほとんどです。日勤で2日働き、夜勤1日務めます。その後、夜勤明けからその翌日までが休日です。月に6回ほど夜勤を務める計算となります。

工場勤務の三交代制には2種類のシフト

三交代制では二交代制とは異なり、1日を3分割します。例えば、日勤は朝9時から18時・準夜勤は18時から深夜1時、深夜勤は深夜1時から朝9時といった具合です。シフトの組み方は主に2種類です。1つは、日勤3日後に深夜勤・準夜勤と5日働き、夜勤明けとその翌日を休日にする「逆循環」。もう1つは、日勤3日後に準夜勤で働き、夜勤明けを挟んだ後に、深夜勤をして1日休むという「正循環」というシフトです。二交代制よりも体への負担が少なく、集中力を切らさずに夜勤を務められるというメリットがあります。

ただし、三交代制では通勤や退勤時間が深夜帯になってしまいます。公共交通機関を使って工場に通うことを想定して求人募集に応募した場合は、バイクや自動車といった交通手段を確保しなければなりません。